TOP
できることは必ずある : わたしたちのアクション集
毎日の暮らしのなかでできること。
職場のルールや社会の当たり前に疑問を持つこと。
Sakumagメンバーが、それぞれの日常で、また集団として、
日々挑戦しているアクションを紹介します。
Actionをクリックすると、Outcome(結果)が見られます。
ジェンダー
action
10年以上勤めている会社で、社内研修参加者の男女比について初めて人事に提言した。育成の機会でジェンダーの差が出るのはおかしい。
outcome
モヤモヤを口に出せてスッキリ! その後、少しの違和感でも発言できるようになった。
action
フェミニズムの本を読んでみた。
outcome
今までアクションを起こしてくれた先人たちに「ありがとうー!」と思ったとともに、未来のために私も動かないとと思った。
action
自分のジェンダーと向き合った。
outcome
意外な結果になった。公表したい。
action
会社でジェンダーバランスについて声をあげるようになった。
outcome
「え?」のような反応もあるが、同じように思ってくれている人の存在も知ることができた。
action
ZoomやSNSなどで自分の代名詞をできるだけ表記するようになった(she/her)。
outcome
LGBTQ+の人たちのアライであるという表示になり、感謝された。
action
ノンバイナリの人を指す日本語代名詞「ゼイ(They)」を使い始めた。
outcome
「彼」「彼女」以外の代名詞ができて、ノンバイナリの方々を尊重することができた。
環境
action
家の洗剤は石鹸、ホタテパウダー、重曹へシフト。
outcome
自然にやさしく、身体にもやさしいので一石二鳥。買い物も減った。良かったものは家族や友人にもシェアするようにしている。
action
小さな買い物でも、「本当に必要か」「これがベストか」を考えて買うようになった。
outcome
なるべく一生使えるものを探すので時間はかかるが、その分、愛着も湧く。ノリで買い物することがなくなった。
action
いらない生地をアップサイクルして蜜蝋ラップを作った。
outcome
ちょっとしたプレゼントになる。かわいい布で作ると喜ばれるし、環境の話をするきっかけにもなる。
action
ヴィーガン食に替えた。
outcome
想定していなかった効果として:お肉の油汚れがないので洗い物が楽。体臭?がなくなった。汗のニオイもなくなった感じ。
action
綿以外の素材に注目するようになった。
outcome
気に入っているのは麻と竹。ヴィーガンだから葛藤はあるけど、セカンドハンド限定でシルクも取り入れている。
action
パワーシフトした。
outcome
生活しているだけで東電や原発・石炭火力に依存している、誰かの苦しみの一因となっている、環境破壊に加担している、という罪悪感を軽減できたことは、思いのほか大きなインパクトだった。
action
Sakumagに参加するようになってから、とにかくプラスチックひとつにも「これは必要なのか」と考えるようになった。
outcome
できるだけプラスチックを減らす・買わないようになった。
action
洗濯洗剤をプラスチック容器入りから紙シート式に替えた。
outcome
洗濯の仕上がりには全く問題なく、プラスチックの消費が減った。
暮らし
action
プラスチックをやめて、少しずつ琺瑯の容器に買い換えている(蓋も琺瑯)。
outcome
直火で温め直してそのまま食卓に出せるので、洗い物が減る。洗剤を使わなくても油が落ちる。一生使える。そして見た目もいい。
action
物の値段を、「私の“割”にあっているかどうか」で判断するようになった。

outcome
一般的な安い・高いではなく、「これは私にとってどんな価値があるのか」をよく考えてから購入を判断するようになった。どんどん尺度がクリアになる。
action
SNSでエコ・ギークやヴィーガンを片っ端からフォロー。
outcome
目ウロコな情報ばかりで、単純に楽しいし、すぐ真似したくなる。
action
企業に問い合わせをしたり、ご意見BOXに投函したりする。
outcome
変わってほしい企業にほど連絡する。面倒だと思わず、思ったときにすぐメール。慣れるとすぐにできるようになるし、実際に変えてくれたお店もあった。
action
値段で買う・買わないを決めない!
outcome
衝動買いがなくなった。物に愛着が持てるようになった。
action
ECではなくて、本屋さんで本を購入するようにした。
outcome
足を運んで購入した分、大切に読もうと思えた。新たな本との出会いもあり、ますます読書が好きになった。
action
禁煙。
outcome
Sakumagメンバーとのファスティングを機に、十数年お世話になった煙草を手放してみた。円満に別れることができました。
action
Amazonをやめて、近所の書店で取り寄せるようにした。
outcome
梱包の開封、ゴミのストレスがなくなった。町に本屋さんが残ることへ少しの貢献ができているから、いつも少しうれしくなる。
action
固かったり筋張っていたりで食べにくい野菜の部位は、まめに冷凍保存しておいて、ある程度貯まったら、それで出汁を取り野菜スープにする。
outcome
生ゴミのボリュームが格段に減った。
action
ゴミを減らしたくて、ほとんどの野菜を皮ごと調理するようにした。
outcome
皮剥かなくてもうまい。
action
自宅時間が増え、人と会う機会が減り、メイクをするかしないか/どんなをメイクするかは、自分基準で判断するようになった。
outcome
メイクは、ほかの誰かではなく自分のためのものとなり、以前とは違う形で好きになった。
action
エシカル消費を心がけるようになった。
outcome
今まで誰がどんな環境でモノを作っているか、考えたことがなかった。今は「買い物は投票!」を心がけている。
action
月経カップと布ナプキン併用。
outcome
生理ゴミから解放された爽快感!
action
布トイレットペーパーにトライしてみた。
outcome
断念した(洗濯が増えてダブルミーニングでウォッシングだった。雨の日は憂鬱になる)。
仕事
action
可能なかぎり環境にやさしい会社になるべく、やりたいことリストを上司に渡した。
outcome
もっと理論的に説得できるスキルが必要……。以前はひとりでは無理だと思っていたけど、今はたくさんの仲間がいる気分。めげずにがんばる。
action
会社のミッションがよくわからなくなった。
outcome
金銭的利益のみを追求する会社の上司に疑問を持つようになった……。
action
メールを書くとき、「おつかれさまです」で始めるのをやめた。
outcome
支障なし。
action
さっさと済ませようと思うようになった。
outcome
もっと大事なこと(Sakumag活動とか家族との時間とか)に時間を使いたいから。
action
ハラスメントに抗議するグループを作った。初めて実生活で「連帯」を呼びかけた。
outcome
まだどうなるかわからないけど、「自分は今、間違ったことを正そうとしているんだ」と思うことは、なぜか絶対的な肯定感がある。
政治
action
自治体アクション「温室効果ガス削減目標引き上げ」の要望書を提出。
outcome
みんなで動けばここまでできるんだ!ということ。それから私たちの声をしっかり聞いてくれる議員さんもいると知り、以前よりも政治に希望を持てるようになった。
action
東京五輪について、東京都に電話で問い合わせた。
outcome
現場の人も混乱・疲弊しているように感じた。権力者の独断で動く政治は、誰も幸せにしないなって思う。
action
「日本共産党支持」を空気読まない顔でアピールすることにした。美容室とかで、声を落とさずに話す(美容師さんも支持者です)。
outcome
日本共産党のイメージアップに取り組みたいと心の中で思っている。
action
署名をしたり、FAXやメールを送ったりして、自分の意見を伝えた。
outcome
「政治は自分の力の及ばないことだ」と、興味さえ持っていなかったなと思う。だけど、声をあげることで政治が身近なものになると感じた。
人権
action
友人や同僚との会話で、さりげなく人権問題を話題に上げてみた。
outcome
種まきをしている気分。すぐに成果につながらなくても大切な一歩。
action
自身の受けた暴力などの被害体験をSNSでシェアしている。
outcome
1年ほど続け、被害者の人権について考えるように。大変なこともあるが、理解を示してくれる方、他の被害者の方と会話が増え、続けてよかったと心から思う。
action
Sakumagに参加して、いろんな人の存在を知った。
outcome
女性だけではなく、蔑ろにされているたくさんのマイノリティの人たちと連帯したいって思うようになった。
action
UNIQLOには足も向けなくなった。
outcome
なんの支障もない。「安さ」が買う理由だったんだと気づいた。以前はコラボ商品を追っていたけど、もう気にも留まらなくなった。
action
入管法の号外発行に携わった。
outcome
外国人に対する人権侵害・蹂躙の実情を知って、自分の国を、もう二度と同じ気持ちで見られないと思った。それでいいんだと思う。
action
ClubhouseやSakumag号外の作成で、入管法改正の知識が増えた。
outcome
知らなかったことばかりでおののいた。そしてこれまで報道してこなかったメディアにも疑問を持つようになった。
Sakumagってどう?
action
誰かに意見を言うために、きちんと勉強するのって大事。
outcome
もっと本を読んだり、映画を見たり、情報を得るために語学も、もっともっと勉強したくなった!とにかくいろんな本を読んでいます!そしてSakumagに入ったらやりたいことがあふれて時間がぜんぜん足りない!
action
Slackを通して、さまざまな問題や革命を知ることができる。
outcome
今まで見ないふりをしてきた社会問題に目を向けられるようになった。
action
声をあげることが普通になってきた。
outcome
看過できない問題は山積みのはずだけど、みんなでモヤモヤして行動に移すことで、前よりもイライラしなくなった気がする。
action
きっかけはインスタライブや『Weの市民革命』。
outcome
デジタルや本の中だけでの情報が、リアルになって人を動かすことに日々感動している。こうやって社会って変わっていくんだ!っていう希望すら感じる。
action
いろんな人の話を聞いている。
outcome
こんなにもピュアで真剣な人たちがいるんだって心強くなった。いつも勇気をもらっている。感謝。
action
Sakumagに参加して、学校や仕事では出会えなかった人との関わりができた。
outcome
すべての人から学びをもらっている。
action
ZoomやSlackに参加した。
outcome
人のやさしさに心がバグった。
action
連帯は、群れることとも馴れ合うこととも違うと知った。
outcome
連帯から「社会を変える力」が生まれることを、現在進行形で目の当たりにしている。
action
みんなでモヤモヤする。
outcome
「これってどう思う?」って話せる場があることの安心感を感じる。
action
日本だけではなく海外在住の人や、職業・年齢・育った背景もバラバラな人の集まり。
outcome
いろんな意見や考え方があるんだなぁ……と、とても勉強になる。
action
大きな方向で同じ想いをもった人が集まっている。
outcome
「存在するだけでいいんだよぉ」という言葉にいつも救われる。
action
Sakumagの「寄り合い」に参加した。
outcome
圧倒的なセーフプレイスの存在に助けられた。
action
安心して話せるようになった。
outcome
それぞれが独立しながらも深く共感し合えるし、違いを認め合えている。個人の尊重ってこういう感じだろうなぁと思う。
おわりに

Sakumagに教えられたのは、
どれだけ「できることがない」 と思っても、
それぞれの知識と体験を寄せ合えば、
できることを見つけられるということ。
数々の社会課題に頭を抱えつつも、日々、ともに怒ったり、
ときにはお腹を抱えて笑ったりしながら、
これまで個々に抱えてきた孤独感や無力感を
モチベーションに変えられるようになりました。
どれだけ押しつぶされそうになっても、声をあげていい。
だって、ここはわたしたちの場所なのだから。
制作 : Sakumag・佐久間裕美子 / 編集・ライティング : けいちん・mari・Chino・文 / アートディレクション・デザイン : 井上麻那巳 / プロジェクトマネジメント : Sara / Web : 早川雄大